今の時代、写真といえばカラーが当たり前ですが、きれいな写真を撮るにはモノクロの感覚が大切だと思います。と言うのは、カラーは色を付ける事により誤魔化しが効きますが、写真の基本は光と影のバランスによって表現される物で、当然モノクロの状態で綺麗な写真はカラーになっても良い写真になるのは明らかであり、それと出来上がりの写真をイメージし、それに近ずける為に何が必要かを考えます。これらの事を踏まえて写真を撮ると、良い作品を作る事が可能であると考えます。

野生動物の撮影は撮影のノウハウよりも先ず目的の動物の生態を良く知る事が重要になります。生態がわかれば行動する時間帯や生息する場所がわかり、被写体を見つけ易くなります。

実際撮影するには相手を待ち伏せする方法が良いと思いますが、それには種の生態を知るだけではなくその個体の行動パターンも知らなくてはなりません。

それと待ち伏せする際の注意点としては、通り道を避け来る方向から風下になるように注意します。動物は一般に嗅覚や聴覚が優れていますが意外と、動かない物に対しては気が付かない事があります。

実際私も、座っている足の上に小鳥が止まったり、手の届きそうな距離を狐が気付かずに通ったりした経験があります。ですから動かず静かに匂いのする物は避けてじっと待つ事により、野生動物が意外なほど近ずいてくる事がありますのでお試し下さい。
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